先日日曜日に行われた九州アンサンブルコンテスト。おかげさまで6年ぶりに金賞をいただくことができました。
本番当日になっても不思議と緊張感がないまま会場に入ったのですが、本番前のリハーサル室で、急に指が動かなくなりました。
えっ!?
身体だけは緊張していたのか・・結局何もできないままリハーサルの時間は終了してしまいました。
オリンピックでのインタビューなどで、思うように力を発揮できなかった選手のコメントが頭をよぎりました。
「何が起こったのか自分でも分からない」
舞台袖。7か月もの間、練習を積み重ねてきた成果が演奏できないまま、他のメンバーの努力も水の泡にさせて終わってしまうのか・・絶望感と焦りで座っていました。
そして本番。
何とか指は動いてくれて、気がつけば演奏は終了。
でもやはり自分の練習していたようなパフォーマンスはできませんでした。
どうしてこんな演奏になってしまったのか、うなだれながら審査結果を待ちました。
結果はこれまでの自分たちの演奏の中では最高得点で、その後に聞いた演奏音源でも自分が思っていたミスは他のメンバーの演奏に紛れて目立っていませんでした。
やっとここで我に返り、周りは笑顔のメンバーがお互いを称え合っていました。
今回も自分の納得いく演奏ができませんでしたが、終わり良ければ、です。
ここまでの取り組みに携わってくれたメンバーはじめ関係者の皆さんに感謝です。
充実した時間を与えてくださりありがとうございました。
なお、今回のコンクールの参加賞は、ロゴ入り金紙メダルチョコレートでした。
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