授業中断で悔しかった話

その日は初めての人とのオンラインセッションだった。役職者の人。ある程度の事前データはもらっていたので、今の語学レベルと学習ニーズを確認し、使えそうな資料やツールはパソコンのデスクトップに広げておいた。

オンラインツールはSkypeということだったので、指定の時間に立ち上げて待つ。10分経ってもつながる気配がない。やっぱり忙しい人だからだろうな…と思ったけど、初めてのセッションなのでうまく接続できていないのかもしれない。やっぱり一番最初のオンラインはいろんな意味でとても緊張する。

15分後、着信があった。穏やかそうな方だ。

お互いの自己紹介を済ませてこれから具体的な会話に入ろうとした時、突然相手の人の声が聞こえなくなった。

「!?」

私の声は聞こえているらしい。ということは、こっちの端末がおかしいってことか?

実は普段からSkypeはあまり使っていない。設定画面を開いても分からない。初めての人でしかも偉い人というプレッシャーもあり、頭がパニックになってしまった。

幸いにその方は怒ることもなく、逆に相手側から立ち上げ直してくれたり、再起動に付き合ってもらっていた。しかし、音声は聞こえてこない。

ギブアップだ。

私はその方に大謝りして、次回までに原因を調べるので今日のセッションは終了させてくださいと言ってSkypeを終わらせた。

冷静になってもう一度パソコンを調べてみる。確実な原因かは分からないが、いろいろなサイトをたくさん立ち上げていたこと、別のオンラインツールが自動立ち上げになっているなどして、パソコンに余計な負荷がかかったか、設定が勝手に変更されたのかもしれない。

悔しい。オンラインを中心に教えている教師なのに、パソコンに、オンラインツールに振り回されている自分が悔しい。

もっともっとパソコン操作も含めて、オンラインレッスンの経験を積んでいかないと。

次回はうまくいきますように。ってか、今後のレッスン断られたらどうしよう。

Japanese lessons / my name is nema

Japanese online lessons & Clarinet ensemble にほんご レッスン と クラリネット アンサンブル の ゆる~い せいかつ in Okinawa