「さん」付け

最近の授業で、よく「ウチとソト」「目上の人」「対こども」など、相手との関係性による言葉の使い分けの話をすることが多くなりました。

「さん」付けもその一つです。

Tさんとの対面授業で。

「先生、私のおっとさんは、娘と公園に行きました」

「おっとさん?」時代劇の影響か!?

「あー、husbandです」

あぁ、夫ですね。。

「『おっと』です。家族は「さん」言いません。でも、Tさんは子どもがいますから、『お父さん』もOKです」

「あー、わかりました。むずかしいですね。それから、友達の、んー、あねさん?あね?、あ、おねぇに会いました!」

えっと。。

「『おねえさん』です。自分の家族は『あね』です。『おねぇ』は意味が違いますので、気をつけましょう」

学校の授業で。

「子どもと話す時、動物にも『さん』をつけることがあります。『動物園にぞうさんを見に行こう』『きりんさんがごはんを食べているよ』と言います」

「わかりました!」

「先生、しゃちょさん、いいですか?」

しゃちょ?あぁ、社長ね。。

「『しゃちょう』でOKです。「さん」言いません。アルバイトで「さん」言わないでくださいね(違う職種の仕事もしていると疑われるから・・とは言えないけど)」

つくづく日本語って難しいと思うこの頃。。

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