今年の6月10日は旧暦の5月5日にあたり、端午節になります。無病息災を願う行事でちまきを食べます。
これは中国の戦国時代、楚の政治家であり詩人であった屈原(くつげん)が国を憂いて、川に身を投げてしまいました。悲しんだ人々はせめて遺体が魚に食べられないよう魚が満腹になるように、川にちまきを投げ入れて供養したことから、端午節にはちまきを食べる習慣ができたそうです。
ということで、私も中国のLさんからちまきをいただきました。
しかも手作り。
6個ほどのちまき。冷凍庫に保存してあって、カッチカチです。
「ありがとうございます。これ、どうやって食べますか」
「そのままお湯を沸かして茹でてください」
「えっ、このままですか?」
「はい、10分くらい。中に肉が入っています」
笹の葉に包まれたまま茹でるんだ・・ということで、家に帰ってさっそく食べてみました。
沸騰したお湯に入れて10分。ちまきのひもをほどいて中を見ると、美味しそうなもち米が出てきました。
しかし、見た目はいい感じだったんですが、中まで十分火が通っていませんでした。
もち米のもっちり感はなくパサパサ・・・。
ん~、残念。
正直10分でも長いかなと思っていたんですが。。
ということで、まだ開けていないちまきを再度鍋に投入。さらに10分以上温めました。
今度は成功。中までもっちもちの熱々で美味しかったです。
と、その後、台湾のSさんからも、ちまきのおすそ分けが。
こちらは美味しいと評判のお店のものだそうで、蒸して食べてくださいということ。
こちらは後でいただきます。
わ~、ちまきがたくさん。
これで元気に梅雨を乗り越えられるといいな。
みなさん、おすそ分け、ありがとうございました。
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