12月にメガネを買ったが、その後の練習でメガネをかけると、楽譜が全然見えないことが分かった。
というか、実質ほとんど左目だけで見ていて、右目は霞がかかったように何も見えていなかったということに初めて気がついた。
結局アンサンブルコンテスト本番は、初めて裸眼で出場した。
クリニックでの診断は、白内障。
演奏活動が落ち着いたので、精密検査のため朝イチで大学病院に行った。
大学病院は新しくて気持ちよさげだ。
診察室の数も多く、お医者さんをはじめスタッフも多かった。
受診者さんもそれなりにたくさんいたが。
「あ、偶然ですね」
楽器仲間のRさんが声をかけてきた。
お父さんの白内障の検査のため付き添いで来ているとのこと。
「✕✕✕番の〇〇さん!▲▲号室へどうぞ!」
怒ったような大きな声がマイクで流れてきた。
「不機嫌そうですね・・」
「うん、これだけ患者さんも多いしね。でもこのお医者さんには当たりたくないなぁ」
「そうですよね」
待つこと4時間半。やっとRさんの番号が呼ばれた。
「やばっ!例の不機嫌なお医者さんに当たっちゃった💦」
そう言ってRさん家族はバタバタと指定された診察室へ入っていった。
「もう最悪ですよー。そこのコンビニで買ったカップラーメンでも食べようと、お湯入れて待っている時に呼び出されたんですよー」
「ハハ、さんざん待たされてまさかのタイミングで呼ばれちゃったね」
「戻ったら、汁なしうどんみたいになってるし💦しかもまだ検査があるんですよ」
すっかり疲れきった様子でRさん家族は次の検査室へ向かった。
それからさらに1時間。さすがに自分もお腹がすいてきたので、コンビニでおにぎりを買ってイートインスペースに行った。
電子レンジがある。気が利いているじゃないか。
せっかくだし、ちょっとおにぎり温めようかな・・スイッチオン。
すると、
「〇〇さん(私の名前)、いませんかー!〇〇さん!!」
例の不機嫌そうなお医者さんが、大声で私の名前を呼びながら歩き回っている。
その後ろからRさんがなだめるように駆け寄って、「います!います!」の声。
(お医者さんは振り返って「何だキミは!?」みたいな怪訝な表情)
ヒェー!!
「ハイ!ハイ!私です!」
慌てて手を上げて叫んだものの、電子レンジが止まらない・・。
さんざん待たされてこのタイミングかよ💦
急いで診察室に入ると、お医者さんが本当に不機嫌そうになっていた。。
「5月に1泊2日で手術しますから!」
「あ、はい、すいません、よろしくお願いします💦」
しばらくはこのお医者さんとお付き合いするのかなぁ。。
0コメント