「手術、はじめます」

「それではこれから白内障手術を始めます」

テレビでしか見たことなかったシーンが広がっている。

眩しい光しか見えないし部分麻酔も効いているから、痛さ感じないうちに終わっちゃうよ、とのこと。

看護師さんや周りの経験者が言ってた。


確かに開いた目は強い光でボーッと霞んでよく見えない。

でも、会話は良く聞こえるんですが。。。

「レンズください・・レンズどこですか?」

えっ、もうすでに目玉パカッて切られてるのか⁉️

心臓がバクバクしてきた。

「はい、ちょっとここグリグリしますよ」

痛ったーいんですけど‼️

大量に脂汗が出てきて呻いてしまった。

本当は大した痛みではなかったのかもしれない。

だけど、耳からの情報が妄想を掻き立てる。

グリグリ感じる所に過敏に神経が集中してしまって、余計に痛みを感じてしまう。

「みんなの嘘つきー‼️」

この時点での正直な気持ち。


ちょっと意識が遠のいてきたところで、

「はい、終わりました」

の声。

しばらくはパニック状態が治まらず、ボーゼンとしていた。

病は気からと言うけど、手術も気持ちの持ちようかもしれない。

しかし、ビビりの私にはちょっと辛かった。


翌日。

ハードコンタクトレンズ付けているようなちょっと鈍い異物感は残っているけど、よく見える。

経過も良好ということで、退院。

でもまた近い将来に、もう片方も手術しましょうって言われるんだろうな。

正直、親知らずを立て続けに抜かれた時の方がまだ落ち着いていたかも。

心の準備がたくさん必要だなぁ。。

以上、ネガティブ経験談でした。

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