日本語レッスンをしている中国人のSさんが、近所の美味しい朝食屋さんの写真を見せてくれました。
「わー、美味しそうですね」
「はい。朝ごはんだけど、とても幸せです」
「小さな幸せですね」
「はい。『小確幸』です」
「小確幸?」
「先生、知りませんか?中国で流行っている言葉だけど、元々は日本語からです」
へー、知らなかった。。
調べてみると、小確幸(しょうかっこう)は、村上春樹氏のエッセイ「村上朝日堂」の中に出てくる言葉で、「小さいけれど確かな幸せ」という意味だそうです。
村上春樹氏に通じている人ならご存じだったと思いますが、日本よりも台湾でこの言葉が流行となり、それから中国や韓国でも使われるようになっているそうで。
誰にでもある、日常の些細だけどちょっと幸せに感じられる「小確幸」。
窓を開けると入ってくる風を心地よく感じること。
近所で咲いている桜を見てほっこりすること。
あくびをしながら家族に「おはよう」と言うこと。
毎日の身の回りに「小確幸」の要素はたくさんあるんですよね。
それらに気がついて何か感じるのか、気づかないで過ごしてしまうのか。
ちょっと、子どもの頃にテレビで見た「ポリアンナ物語」の「よかった探し」を思い出しました(知らない人の方が多いのかなぁ!?)
日々の生活に「小確幸」をたくさん見つけたら、今この時間をより充実したものにできるかもしれませんね。
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