10月最初の日、高熱が出た。新しい仕事の初日から、「発熱で休みます」というのは、相手の職場も緊張が走るしこちらの信用もガタ落ちだけど、そうも言ってられない。というか、すでに判断能力がなかった。やっとのことでありのままの事情をメールし、残った気力で病院に行った。PCR検査をして家に戻ると、熱は40度まで上がり、そのまま意識を失った。
個人的には37度台の微熱が一番活動するのに辛くて、38度台になるとキツイのを通り越してハイな状態になる。しかし、40度くらいになると、もう何もできなくなる。ひたすら寝た状態を維持したいという気持ちだけになる。
おかげで、夕方から予定していた別のオンラインレッスン2件もキャンセルだ。しかしすでにスマホを握る気力もなく、昏々と夕方まで意識を失っているうちに、先方からの電話で意識を戻された。
「あのぅ、今日のオンラインレッスン、つながっていないようなんですが・・・」
「す・・・すいません、今日は発熱でお休みでお願いします。申し訳ございません・・・」2度起こされたと思うが、もはやどっちに何て言ったか分からない。
実はこのような経験をしたのは今回が初めてではない。5年前とか10年前とかある時期に同じような目にあったことが何度かある。なので、個人的には今回も前と同じ症状で、コロナではないなとは確信していた。
翌日、熱は37度に下がった。スマホを見ると、未読メールや不在着信が30件以上あった。たった1日で自分の生活の周りでこれだけ動きがあるんだな・・・忙しいけど、社会の一員としておいていただいていることに感謝。
やっとPCR検査の結果の連絡が来た。陰性。
「大丈夫ですか、ゆっくり休んでください」というメッセージもあったが、このご時世、この一言がないと返信完了にならない。
「はい、おかげさまで熱も下がりました。PCR検査も陰性でした」
今、こうやってパソコンを打っているが、それだけでも何とエネルギーを必要とすることか実感している。幸いにも今日は仕事が入っていない。今日中に体力を戻して明日からのスケジュール頑張っていこう。
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