今回のオンラインレッスンは、40代くらいの台湾出身の女性。会話はスムーズ。N2レベルの文法を勉強したいとのこと。
「じゃあ、まず、この問題をやってみましょう」
と言って、クイズ形式の問題を見せてみた。正しい形容詞を選ぶ問題だ。
●問題 このテレビ番組は、( )子供にもふさわしい。
①あやうい、②ひとしい、③おさない、④わかわかしい
選択肢は、わざと全部ひらがなで書かれているようだ。漢字を入れたら漢字圏の人ならすぐわかるだろう。
「先生、『わかわかしい』って何ですか?」
「漢字で書くと、『若々しい』です」
「あー、じゃこれが正解ですか?(若いという言葉が入っているから)」
「いや、『若々しい』は子供に使う言葉ではありません。えーと・・」
例えばあなたのような・・と、口から出かかったところを慌てて止めた。
「若々しい」は、褒め言葉とは限らない。
言われた相手によってはムッとする人もいるだろう。ましてや今回の相手は初対面の女性だし。
「見た目が若く見えるという時に言う言葉ですよ」
淡々を意味を説明して納得してもらった。
その後、その他の選択肢も漢字を入れて見せたら、3番と即答した。
あー、それにしても日本語ってややこしい。。。
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