「緑」の地雷

今日のオンラインレッスンは色について教えた。

「はい、色の名前について勉強しました。これに『い』をつけると、形容詞になります。例えば・・」と言って、テキストを見せた。

「赤に『い』をつけて『赤い』、青に『い』で『青い』です。こんな風に、白は『白い』、黒は『黒い』、黄色『黄色い』、茶色『茶色い』、緑は・・」

げっ…。

しまった、予習してこなかった(汗)

「あ、えっと、緑は、「の」をつけます。「緑の」と言います」

「どうして緑は「い」じゃないんですか」

あ、やっぱり。そう聞くよね(苦笑)

僕はありったけの記憶を振り絞って答えた。半分怪しげな英語を入れて。

「『緑』の色は、新しい言葉です。昔は緑色も『青』と呼んでいました。今でも時々緑色のものを青と言います。例えば、信号は何色ですか。赤、黄色と?」

「Green」

「そうですね。でも日本では、『青信号』と言います」

「Oh,my god!!」リアクションが面白過ぎる。

「他にも、Green appleは『青りんご』、ほうれん草などは『青野菜』と言います」

「Really!?」

「今度、日本人と話すことがあったら、どうして緑じゃなくて青信号って言うのか聞いてみてください」と言って、あとは他の日本人に説明を任せてこの場は切り抜けた(笑)

あとで調べたら、「緑」という言葉は、昔は「新芽」や「瑞々しい」を表し、色としての意味を持つようになったのは江戸時代以降とのこと。昔は「青」の定義が広く、現在の緑色まで「青」と呼んでいたこと、などなどいろいろ出てきた(詳しくは検索くださいw)。

取り合えずあの時とっさに答えた内容は一応合っていたようだ。フ~(汗)

これからは次の授業内容についてもっと確認して、質問が出そうだなと容易に想像できるものは予習しておこう。。。



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