ヤギやイラブー(ウミヘビ)を食べることのできる人は、沖縄料理の上級グルメ者と言えるだろう(ちなみに地元民だが私はムリ)。
さて、先日台湾人のSさんとのレッスンの時、ベトナム旅行の話からSさんが以前に旅行したベトナムの写真を見せてくれた。
綺麗なホテルや賑やかな夜市などいろいろ見ていると、急にSさんの表情が固まった。
「これ、ベトナムで食べました・・」
そう言って見せたのは、Sさんが手に持っているゆで卵のようなもの。しかし、その殻から覗かせているものは、孵化直前のアヒルの姿が。
「うわぁー!!な、何ですか、これ!?」
「私、これ食べました!ベトナムの人、みんな美味しいと言って食べています!」
後で検索してみると、その食べ物は「ホビロン」。孵化直前のアヒルの卵を加熱したゆで卵で、鶏肉と卵の中間のような味だとか。フィリピンでも「バロット」という名前で食されていてソウルフードとのこと。
閲覧注意レベルかもしれないので、気になった方は「ホビロン」で検索してみてください。
「Sさん、食べたんですか!?味は!?どんな味がしましたか!?」
「覚えていません・・」
どうやら、見た目のインパクトが強烈すぎて、味わう余裕がなかったらしい。
と、とにかく情報として知ることができただけでも勉強になったかな・・ベトナムに行く機会には心して行こう(苦笑)
私も信じられない、という表情のSさん。しかしその後に見せてくれた、彼の故郷台湾の原住民が食べていたある食材の動画で、私は更にショックを受けることになるが、それはまた別のお話で。
どこの地域でも上級食材はあるものだ。
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