先日の授業で、梅雨明けの話をしました。
「『梅雨』の説明はしましたね、この梅雨が終わることを『梅雨明け』と言います。動詞に『明けます』がつきます」
すると、学生からこんな質問が。
「先生、『明けます』は明るくなるから、始まるって意味じゃないんですか」
「『明けます』は、終わるという意味もありますよ。終わってから次のことが始まるという意味です。夜が終わると朝になりますね。『夜明け』と言います。2022年12月31日が終わると新しい年になりますね。その時に何と言いますか」
「明けましておめでとうございます」
「そうです。だから、終わるという意味も入っていますよ」
と言って切り抜けたものの、急に自身がなくなって、授業後にこっそり調べてみました。
【明ける:あるひと続きの時間・期間・状態が終わって、次の時間・期間・状態になる】
ふぅ…嘘は教えてないようです。
しかし、別のオンライン授業でも同じようなことを言われました。
「そうなんですね。梅雨明けは、梅雨が始まる意味と思っていました」
日本人が何気に使っている日本語は、外国人から見るとたくさんの疑問があるのだとあらためて感じさせられました。
ところで、沖縄は今週初めに梅雨明けしたけど、やっぱり梅雨明けした後の沖縄は、空が高く暑い暑い!でも、何となく爽やか。
私はこの時期の沖縄が一番夏らしいと思っていて、好きな季節です。
ちょうどタイミングよく友達が観光で遊びに来ていたのでドライブしました。
写真は、私も30年ぶりに来た辺戸岬。地元民でも海がキレイだと思いました。
そしてもう一枚は、友達のリクエストで夜の街を探しまくったサガリバナの写真。夏の夜にしかみられない花で、これからが見ごろ。一分咲きでしたが何とか見つけることができました。
そして、道の駅ではボチボチとパイナップルやマンゴーが出始めていました。
今年も沖縄の本格的な夏が始まりました。
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