以前留学生として沖縄に来ていて、私にフランス語を教えてくれていたGさん。奥さんは、うちなーんちゅ(沖縄の人)ということで、沖縄とフランスを行き来していたけど、コロナの影響でフランスに足止め。今回2年半ぶりの里帰りということで、久しぶりに3人で食事会をしました。
ベトナム語試験の不合格で、ちょっと外国語にコンプレックスを感じているこの頃。ましてや2年間使っていないフランス語なので、簡単な単語も思い出せずますます意気消沈‥。こんな状態で会話できるのか心配でした。
でも、実際に会ったら、そんなこと心配無用でした。久しぶりの再会が嬉しくて、3人で日本語とフランス語のちゃんぽんでずっと話しまくってました(マスクがちょっと煩わしい…)。
今勉強している言語はもちろん、英語でさえも、話すのはちょっと構えてしまいます。でもどうしてフランス語だけは抵抗を感じないのだろう、2年も話していないのに‥。
ここでやっと気がつきました。
フランス語が面白いというより、Gさんとの話しのラリーが楽しいからなんだと。
Gさんと話していると、言葉のカベを忘れてしまいます。文法も発音も、誤用のプレッシャーも関係ない、ただGさんと話したい、Gさんと会話するのが心地よいだけなんですね。
人との出会いは、国境を越えて大きな力を持つものなのかな、実感した感じです。
さて、3人の会食ですが、
「私、2年以上フランスに缶詰だったから、仕事に行っても、彼の家族と一緒の時でも毎日フランス語で、私は聞き役の方が多かったでしょ。だから今、沖縄に帰って、朝から晩まで日本語、しかもウチナーグチも入って話す生活に戻ると、開放感半端ないですよー」と奥さん。
「彼(Gさん)は逆で、沖縄に来てからずっと日本語の聞き役が多かったから(しゃべることが好きなのに)、今日nemaさんとフランス語で話すことができて、絶対喜んでますよ!」
「私もこうやって二人と、久しぶりにフランス語交えて話すことができて、スッキリしています(笑)」
話すことで、3人ともストレス解消になったようです。
(写真は、以前フランスのGさんの実家にお邪魔したときの食卓です。前菜が置かれていますす)
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