去った土曜日に、拓殖大学の樂大維先生による第2回台湾オンラインセミナー、「台湾華語と台湾めぐり」を聞きました。今回は日本人が苦手とする代表的な発音をいくつか挙げて、日本人の方とネイティブの先生との発音を聞き比べてみるなど、分かりやすく勉強になるお話でした。
発音の問題は私も思い当たるものばかりでした。「出去」(出かける:chu1 qu4, ㄔㄨ ㄑㄩˋ)とかは、日本語サイトのカタカナ表記を調べるとどちらも「チュー」で紹介されているものもあって、それこそ「チューチュー」とかで表記されると全く発音の違いが分からなくなりますね。「一起吃(一緒に食べる:yi1 qi3 chi1,ㄧㄑㄧˇ ㄔ) の、「起」と「吃」も両方ともカタカナ表記だと「チー」になるので、カタカナで発音をマスターするのは厳しいですね。中国大陸で使用されているピンイン、できれば台湾で使用されている注音符号(ㄅㄆㄇㄈ)で勉強する方がより正しい発音を勉強できると思います。と言っても、そういう私も前述のとおりあやふやなもんですが。
発音の間違いは全く違った意味になってしまうので、時として大騒ぎになります。これ、どこまで書いていいのかな・・・(苦笑)。以前、カフェで中国語のレッスンを受けていた時、色(color)=「yan2 se4,ㄧㄢˊㄙㄜˋ」という言葉を勉強したのですが、私の発音が悪くて、「ㄙ」を「ㄕ」の発音で言ってしまいました。それが放送禁止用語だったらしく、レッスンしていた男の先生(台湾人)が大慌てで周りをキョロキョロして焦っていました。でも当の本人は意味が分からないので、 その言葉を言うことに全くためらいや恥じらいがないんですよね(大汗)。まぁ、その時も周りは日本人ばかりだったんで誰も気が付かなかったと思いますが、これが台湾での会話だとしたら・・・エラい事になっているところでした(苦笑)。
やはり正しい発音は大事ですね。勉強するときも、もちろん相手に日本語を教えるときも。訂正がないままその発音を覚えてしまうと、それこそ発音事故を起こしてしまいますので要注意です。
私が日本語を教えている時にも似たようなことがありました。その話はまた次の機会に。あ、私の発音事故が具体的にどんな内容だったかですか?注音符号を使っている方は分かると思います。よければこれを機会に(?)注音符号を勉強されてみるのはいかがでしょうか(^^;
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