先日、日本語学校で初めて教えた学生達が卒業していきました。
学校で学ぶ彼らを、初めから最後まで見届けることができて感無量です。
「先生、ありがとうございました!」
授業中やんちゃばかりしていた子、日本の慣れない環境で苦労している顔が笑顔の中にチラッと見えていた子、いつも私の問題に真面目に答えて授業を盛り上げてくれた子・・。
男の人はみんな凛々しくて、民族衣装で着飾った女性は最初誰だか分からないくらいみんな綺麗でした。
ちょっと年配の方。若い人の覚えるスピードについていけるだろうか‥最初は正直ちょっと心配でしたが、晴れて卒業です。
見送りでお互い目が合って、どちらからともなく駆け寄って握手をした時、さすがにウルっときました。
出会いがあれば必ず別れがある、それは世の常だけど・・。
もうあのメンバーそろって教室に集まることはないんだなぁと思うと、さっぱり寂しいです。
こういう時、斉藤由貴さんの「卒業」の歌詞を思い出します。
卒業しても友達ね それは嘘ではないけれど
でも過ぎる季節に流されて 会えないことも知っている…
離れていても、心はつながっている。
心はつながっていても、もう会うことはないかも。
でも、別れがあればまた新しい出会いがある。
私も、彼らも。
時間は止まってくれません。お互い前を向いて進むしかないですね。
卒業おめでとう。
そして私もまた頑張ろう。
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