会話をするとき、話者が交互に入れ替わることを、「ターン・テイキング」(turn taking)と言います。電話での会話とか典型的ですね。
それと、発話の順番を積極的に取る場合もターン・テイキングと言います。
逆に、相手に発話を譲ることを、「ターン・イールディング」(turn yielding)と言います。
オンラインレッスンでフリートークをするとき、相手の方が積極的にターン・テイキングして話をしてくれると、こちらは受け答えをすればいいので比較的楽にレッスンが進みます。
しかし、相手の方があまり話してくれなくて会話が途切れそうになる時は焦ります。
「週末どこへ行きましたか」「ウチです」
「沖縄料理は何を食べましたか」「たべません」←食べたことがありません?直してみるが、反応なし。
「沖縄は暑いですか」「はい」
「・・・」「・・・」
えーっと・・、会話、かいわ、かわい、じゃなくて、かいわ・・💦
どうにかして言葉を引き出すのに必死です。
間違えてもいいし、日本語が無理なら英語なり母国語でもいいので、相手の方にはとにかく積極的に話をしてもらいたいです。
さて、我が家ではどうかというと、2:8の割合で奥さんがターン・テイキングしてます(笑)
一つのテーマで、どうしてこれだけ話を広げて話すことができるのかなぁと思うくらい話がつきません。これはこれでコミュニケーションは成立していますが。
ま、世の中の男性と女性の会話ってこんな感じが多いかもしれませんね☺
私の母親もターン・テイキングが得意です。同じ話題を3回話すまでターン・テイキングが続きます。
そこで初めて気が付くんですよね、自分だけしゃべっていることに。
というか、誰もいない部屋で一人で話しているんじゃないかという不安気な表情になります。
「聞いてるから」
反応を示すと、やっと安心した様子になります。
いろいろなシチュエーションがありますが、ターンテイキング・ターンイールディング、どちらにしても、言葉でお互いの情報や気持ちを伝え合うって、今さらながら大切だなって思います。
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