魯肉飯(ルーローファン:lu3rou4fan4)を作ったということで、日本語を勉強している台湾人のSさんからおすそ分けをいただきました。5時間コトコト煮込んで作ったそうです。
魯肉飯は、豚の角煮を細かく刻んだもの、またはそぼろ肉を甘辛く煮込んでご飯の上にかけて食べる台湾の代表的な料理。
本来は「滷肉飯(lu3rou4fan4)」と記していたけど、日本に入ってきた時、「滷」の字が常用漢字になくて、代わりに同じ音の「魯」に書き換えられ、その誤用された字が本場台湾に逆輸入されたそうです。
台湾では、豚肉を細かく刻まずに角煮の塊のままご飯の上に乗せるバージョンもあります。台湾北部ではこれを、「焢肉飯(kong4rou4fan4)」「爌肉飯(kong4rou4fan4)」と呼ぶそうです。しかし南部では、刻み肉乗せが「魯肉飯」、角煮乗せが「滷肉飯」と呼ぶらしく…ん~、ややこしや。
Sさんは料理が上手で、以前も台湾風やきそばをご馳走してくれました。私と同じ50代の男性なのに、この差はなんだろう(汗)
実際に食べるときには写真撮って送るべきだよね・・でも、そのままご飯の上にぶっかけただけでは感謝が足りないような。せめて青菜とか何かトッピングしなければ・・という事で、買ってきたほうれん草のごま和えと、トマトのスライスを乗っけて何とか体裁を整えました。
レンジで温めて蓋を開けると八角の香りが充満して、一気に部屋が台湾モードに変わります。煮卵も入っていました。食べてみると、唐辛子がよく効いていて、ピリ甘辛!!まさに本場台湾の味です。
前回の焼きそばに続いて、今回も美味しくいただきました!!Sさんお店開けるんじゃないかな。
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