2021.08.30 03:10君の名は ♪学習者さんがどんなことを勉強したいか、いろいろ探りながら授業の内容を組み立てているけど、実際にやってみて学習者さんが満足しているのかどうかはよく分からない。楽しんでいるようにも見えるけど、「勉強になりました」と言っているのは社交辞令かもしれない。今日のレッスン相手のKさんとはマッチングオンラインレッスンによるものだ。仲介する事務局によっていつ誰とレッスンするかが決まる。次またレッスンが当たるか分からないし、これまでのレッスン内容は引き継がれないので、継続した教え方はできない。だからその時その時のレッスンが充実したものになるように特に気をつかわなければいけない。1発勝負に近いものかも。Kさんは、文法や動詞のいろいろな活用を勉強したいとか希望内容に書いてあ...
2021.08.23 03:25頭痛が痛い~重言~最近日差しが強くて頭がクラクラしてきます。ホント、頭痛が痛い…なんて、日本語教師が使ったら怒られますね(苦笑)。これは、同じ意味の言葉を続けて使う「重言(じゅうげん、じゅうごん)」という言い方です。「危険が危ない」とか「馬から落馬する」などは、重言の代表例としてよく知られていて、「それ、おかしいよね~!(笑)」などと、雑談の中でも時々ネタとして出てきます。そこまでは今までも何となく分かっていましたが、新人教師なんで、Wikipediaさんなどを見ながらもう少し詳しく調べてみました。「返事を返す」「過半数を超す」「炎天下の下」「すべてを一任する」「一番最初」…む~、気が付かないうちに使っているような気がする(汗)。でも、必ずしも誤用とは限らず、意味を強調...
2021.08.20 03:10どんとこい!Web会議システム(笑)オンラインレッスンも増えてくると、いろいろなWeb会議システムでの通信をリクエストされることが多くなりました。職場からの指定がある、いつも使っているアプリだから、ios/Android端末だから、など理由もいろいろ。おかげでこの1年余りでいろんな会議システムをさわりました・・・使いこなしているわけじゃないですよ(汗)Zoom、Webex、Teams、Line、Skype、Google Meet、Whereby、Facetime・・・他にも会議システムはまだまだあるけど(汗)コロナの影響もありご時世柄仕方ないとは言え、取説読むのがもう面倒くさい「50歳の手習い」にしてはちょっとスパルタですね(苦笑)。それでも各システムともユーザーが使いやすいようだいぶ工...
2021.08.16 03:27初めての採点-対比誤差対面授業で先日期末テストが行われ、担当していた30数名分の答案用紙が提出された。初めて試験の採点をした。みんなよくこんな難しい言い回しの文章を読むなぁと感心。私の外国語の理解度と比べると雲泥の差だ。アルバイトもしながら勉強して大変だろうな。それにしても、漢字の読みの問題で長音を間違える回答が多い。やはり外国人には日本語の特徴でもある長音は苦手なようだ。「台風」を「たいふ」、「代表」を「だいひょ」と書いたり。でもこれだけ頑張っているんだから、0.5点くらいあげようかな。僕は妻に話しかけた。「ねぇ、例えば、漢字の読みの問題で、『たいふう』を『たいふ』って書いてたら、おまけして点数あげたりとか考える?」すると、普段「んー、そうだねぇ…」とか言って、あまりはっ...
2021.08.10 04:40発音事故(汗)/繁体中文(Traditional Chinese)去った土曜日に、拓殖大学の樂大維先生による第2回台湾オンラインセミナー、「台湾華語と台湾めぐり」を聞きました。今回は日本人が苦手とする代表的な発音をいくつか挙げて、日本人の方とネイティブの先生との発音を聞き比べてみるなど、分かりやすく勉強になるお話でした。発音の問題は私も思い当たるものばかりでした。「出去」(出かける:chu1 qu4, ㄔㄨ ㄑㄩˋ)とかは、日本語サイトのカタカナ表記を調べるとどちらも「チュー」で紹介されているものもあって、それこそ「チューチュー」とかで表記されると全く発音の違いが分からなくなりますね。「一起吃(一緒に食べる:yi1 qi3 chi1,ㄧㄑㄧˇ ㄔ) の、「起」と「吃」も両方ともカタカナ表記だと「チー」になるので、カタ...
2021.08.07 10:55インプット仮説(i+1)/Tiếng Việt(Vietnamese)ここ1ヵ月の検定試験やセミナー、レッスンなどであらためて自分のリスニングの弱さを自覚しました。以前のブログにも書いたように、少しずつシャドーイングしながら勉強を始めています。それでもやっぱり、聞き覚えのある単語やフレーズ、つまり少し易しめの内容から聞き取り練習した方がいいかなと自分では思っています。それで思い出したのが、「インプット仮説」。これは主に第二言語を学ぶときに出てくる用語で、現在の理解可能なインプット(i)に加えて、より少し難しいインプット(i+1)に触れることによって学習効率を上げることができるという説です。今のレベルの勉強の中に、もう少し難しいものを入れる、ちょっと背伸びすれば手が届くような勉強を続けていれば、どんどんレベルアップするとい...